今年も2024年9月4.5.6日に東京で行われるJASISの展示会に参加する事が決まりました。
今年の展示物は「山鉾」に決定しました!
5月より山鉾の作製を開始しています。
打ち合わせから完成までのストーリーをブログでお伝えします。
山鉾製作への挑戦 ブログ③ (2024年12月10日)
前回様々な加工を経て、完成した山鉾がこちらです。
全てのパーツが溶接されているわけではないので、一つずつ部品を組み立てていきます。
とても緊張する作業でした。
高さは300㎜で決して大きくはありませんが、一つ一つの部品が組み合わさり形になっていくと
迫力がある山鉾となりました。
実際の山鉾と比較してもなかなかリアルな出来映えになったと思います。
山鉾が実際にどのように展示されているのか取材をするため、幕張メッセで行われている
JASISの展示会に参加してきました!
9月4~6日の3日間で行われておりました。
136社の企業が軒を連ねて出展しており、圧倒されてしまいました。
その中で私たち大興製作所は、ぶらり京都(京都科学機器共同出店ブース)にて
他10社と共に出展をしました。
今回製作した山鉾は、それぞれの会社のブースと別に京都科学機器協会自体を
アピールする共同出展ブースというところで設置されていました。
実際に展示会場では、
「微細な装飾にもこだわって製作されていて目を引いている」
「山鉾を見て自社のブースに足を運びました」
など、嬉しいご意見を実際に聞くことができました。
他社の山鉾と比較しても、少しサイズが小さめではありましたが、
印象に残る作品に仕上がったのだと実感しました。
実際に自社が製作したものが展示されているところを初めて目にしたことが新鮮であるとともに、
製作したものについての生の感想が聞けることに喜びを感じました。
「山鉾」というテーマをいただき打ち合わせを始めてから展示会までの約5ヶ月の間、
各加工者が知恵を出し合い徐々に形になっていく山鉾を見てきました。
加工者の知恵と自社4工場の技術が集まると、図面にないテーマもしっかりとした形になる
素晴らしさを改めて実感することができました。
さて、来年はどのようなテーマが決められるのか。。加工者の挑戦は続きます。
次回をお楽しみに!